OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

何ができるかな?の楽しみ

少し前に「エイのワンピース」、ご依頼いただき、製作しました。

 

tom-oey.hatenablog.com

生地はご依頼者様が選びたいとの事でしたので、必要な用尺を、型紙が出来た段階で、店頭で売られているだろう生地幅別に計算して連絡していましたが、それよりかなり長い生地が送られてきていました。

 

「残った生地で、何かできますか?そのつもりで、たくさん送りました。」

 

いろいろ提案した結果、もはや定番になりつつある、お部屋着をつくることになりました。

 

一番最初に作ったのは、もう2年前になるんですね。

tom-oey.hatenablog.com

 

何回か作りましたが、今回の生地に似た色合いのもの。

20210826160840

 

ほとんどM寸なので、形をみて頂いて、

変更点

☆上下とも、見幅を狭くする(寸法はご指示いただいています)

☆ボトムの丈を長くする。

 

改めての形出しサンプルは不要、修正した型紙が出来たらそのまま作ってくださいとの事。

私としては、ボトムの丈をかなり長くして、元のふくらはぎぐらいから、変更後、床すれすれになりますので、バランスを見ていただきたい。

それで、ボトムから作って、私用に作ってあったトップスと一緒にキャサリンさんに着せ、写真をメールで送り、確認して頂くことにします。



さあ、どんなお返事が来るでしょう?

ドキドキで待ちます。



素敵なアクセサリーを私達の手に(アクセサリーミュージアム③)

前回からの続きです。

アクセサリーミュージアムは知らなかったのですが、

企画展の「巨匠たちのコスチュームジュエリー」が目にとまって、行ってみたいと。

シャネル!

ディオール

そして、ミリアム・ハスケル

ミリアム・ハスケルコスチュームジュエリー

 

仲良くしていただいている、ユノーさん(id:junoi)はコスチュームジュエリーの作家さんで、ブログには憧れのアーティストとして、ミリアム・ハスケルのお名前は度々登場します。

これは、1度、本物を見に行かなくては。という訳です。

 

ユノーさんのブログ ↓

verre-blanc-bonheur.hatenablog.com

zele3soeurs.hatenablog.com

 

長男の結婚式に着るスーツに合わせて、ユノーさんに作って頂いた、ネックレスとイヤリング。

1本づつセパレートできる3連のネックレスは、幾通りにもアレンジ可能で、留め具のモチーフは、ネックレスから外してブローチにできて、結婚式後もなにかと重宝しています。

孫姫が保育園か幼稚園に通い出すタイミングでお嫁さんに譲ろうと思って、それも伝えて作ってもらったのですが、気が変わりそう…(笑)

素敵なコスチュームジュエリーです。

写真は2枚とも、ユノーさん撮影

左は3連ネックレスとイヤリングのセット。右は3連ネックレスのパーツを全部外したもの。

 

tom-oey.hatenablog.com

 

さて、アクセサリーミュージアム常設展の続き。

 

アールデコアールヌーボーのお部屋。

 

シャトレーヌ

最初は鍵等よく使う道具をひとまとめに腰にぶら下げたものが、装飾品に変化。

多分、このシャトレーヌは左から、ペン、メモ帳、ハサミ、ピンクッション(?)、指ぬき入れではないかな?と。お裁縫をしていた方のシャトレーヌかしら。

(説明書きが有ったら、ごめんなさい)

 

素敵な展示品がいっぱいの博物館でした。

 

 

acce-museum.main.jp

 

3回にわたって、写真を貼って記事を書きました。

tom-oey.hatenablog.com

 

tom-oey.hatenablog.com

 

あなたは持っていませんか?(アクセサリーミュージアム②) 

アクセサリーミュージアム、前回の企画展に続き、常設展。

まずは企画展のオートクチュール(オーダーメイド高級な1点もの)、プレタポルテ

(高級既製服)の豪華なアクセサリーから雰囲気変わって、グッと庶民的な70年代、80年代のもののご紹介です。

「見た事ある。」

「これ、持っていた。」

「まだ、どこかにあるよね。」

そんなアクセサリーです。

 

tom-oey.hatenablog.com

 

 

😊😊😊70年代😊😊😊

 

 

 

💜💛🤎80年代💙🧡💚

わぁ、ラクロア。

ラクロアとかクロード・モンタナとか、面白かったなぁ…。

 

楽しい展示物やコラージュを見ながら、当時の事を思い出しました。

その時々は辛かったり悲しかったりもあったのですが、「大変だったけど、楽しかったよな。」と思わせてくれる、元気になれる展示室でした。

 

次回、最終回、アールヌーボーアールデコなどです。

 

 

アクセサリーミュージアム(企画展編)

介護の入門的な講習会、終了しました。

複数回、初歩といっても朝から夕方まで盛りだくさん。有意義な講習会でした。ありがとうございました。

修了証書までいただきました。

介護の考え方が、変わりましたし、何となく通り過ぎていた施設や車が目が覚めたように見えたりします。

 

久々にテキスト広げてノートとって、頑張ったので、ご褒美に、観たかった展示会に行ってきました。

 

目黒のアクセサリーミュージアムの「巨匠たちのコスチュームジュエリー

 

acce-museum.main.jp

acce-museum.main.jp

 

初めて行く美術館なので、方向音痴の私は心配でしたが、HPには「電信柱に案内がある」ということでした。

左:本当だ~。何本かにあって分かりやすかったです。

右:ミュージアムの前には目に入るように案内板がありました。

 

個人宅を改装したミュージアムだそうです。中に入ると、またまた「本当だ~」という感じです。

 

ミュージアムのパンフレット 左:外面/右:内面

 

今回の企画展期間中の案内図

 

写真を撮っても良いとの事でしたので、思いっきり撮りました。

今回は企画展、「ディオール」「シャネル」「ミリアム・ハスケル」を。

企画展は8月12日までです。

※8月は休館日が多いので、HPでご確認ください。

 

説明抜きで写真だけ並べますが、ガラスケースにライトが反射して見づらかったり、ガラスに私が写っていたり、ぼかしたりしています。

ごめんなさい。

 

ディオール

 

【シャネル】

 

ミリアム・ハスケル

 

 

 

 

これでも、迷いに迷いながら随分写真、絞ったんですよ。

本当に、素晴らしいアクセサリーばかりで…。

次回は常設展を。

こちらも見ごたえある展示でした。

 

 

恩おくり

前の記事から間が空いてしまいました。

何もしてなかったわけではないですよ。

 

☆主人のガーゼハンカチ作りました☆

 

今年の夏は暑い。

主人のスーツのスラックスに入れておくハンカチを作りました。

「木綿のハンカチではなく、小さいタオルハンカチある?」と言われて、作り置きの小さなガーゼハンカチを渡しました。

最初は「え~。これ?(눈_눈)」という感じでしたが、使ってみると良かったみたいで。

渡した2枚が交互に毎日出動するようだったので、4枚作り足しました。

長方形のものは3つ折りでポケットに入ります。

 

 

☆友人のお孫さんにスタイ作りました☆

 

友人に久しぶりに連絡したら、双子のお孫さんが生まれたとの事。他に送りたい物があったので、お祝いに、スタイとハンカチのセットを2組作りました。

 

☆刺繍のピックアップ☆

 

今年はいろいろあって、まだブラウスを作っていません。

生地の整理と合わせて、刺繍サンプルも見てみました。

 

左右身頃の揃ったサンプル。

比翼仕立ての前立ての部分の刺繍。

色違いで何色かあります。

この2点、何か使えないか、ちょっと考えてみます。

 

☆介護の初歩も初歩の講義を受けています☆

 

ブログが書けなかった一番の理由。複数回あって、まだ終了していません。

講義の時間が長いし、家で復習するのも結構時間がかかります。

 

私の父は田舎で一人暮らし。要支援1(要介護ではありません)。元看護婦で介護職の叔母が見守ってくれています。

母は大量吐血した後、介護が必要になり、亡くなるまでの7年間、父が面倒を見ました。

 

私は、何もやっていないのです。

 

6月、長男一家と父に会いに帰ったのですが、昨年、結婚式に来た時より気力、体力が無くなっているように感じました。

 

tom-oey.hatenablog.com

 

最初、帰る日にちが決まって、飛行機の予約を取った時点で連絡したら、喜んで「宿の予約は俺がする」というのでお任せしたのですが、打合せ通りに予約が取れなかったのです。

耳が遠く、電話で相手の話が聞こえなかったのでしょう。

何日か待って、ネットで宿の予約状況をみると埋まってきている…慌てて「私が予約するからね」となりました。

(私の声は聞こえるそうです。それでも、大事な連絡は手紙にしています)

 

前は、誰の世話ならなくても、という態度で、手助けを拒否していましたが、入院したり、事故を起こしそうになったり、今回のような事があるうちに、段々と手助けが欲しい時は自分から言ってくれるようになりました。

 

今は週に1度ヘルパーさんにお掃除とデイサービス。1日2食お弁当のおかずだけを注文して、自分でも楽になったと思います。

「この前は、デイサービスで、誕生会をしてもらった。涙が出るほど嬉しかった」と

今までの父からはとても考えられない事を電話してきてビックリしました。

 

「〇〇(私の弟)に電話をしたけど、何をしゃべっているの聞こえなかった。聞いてくれ」

「2台あった車、乗用車は前に処分した。今回は軽トラも辞める。免許返納する」自分から言ってくれました。

 

離れて住んでいる以上、叔母にお願いするしかないのですが、自分は何もしなくていいのか。それはずっと思っている事です。

そんな時、自治体の広報で今回の講義を知りました。

介護の初級のその前、ぐらいの勉強ですが、それだけでも知らなければいけない内容だと思うし、介護そのものの感じ方が変わります。

そして、挿入される動画をみると、父母のあれこれを思い出して、涙が出てくる…いかん…(´;ω;`)ウッ…

 

恩おくり。

受けた恩を、その人ではなく、別の誰かに返していく。

そんな事を思っています。

 

もう少しで終了。

聞きっぱなしではなく、何で復習までするのか?

それは、最終日にテストがあるからですよ(笑)

歳のせいか、具体的な名称とか、何回見てもなかなか頭に残らないんですよね。

ほら、あの、何とかの何とかよ。

(ㆆ_ㆆ)

 

あと、みなさん。若い方も。

字、たまには書いた方が良いですよ。

漢字忘れていたり、字が下手くそになっていて驚きました。

たまにお手紙は書いているんですけれど、ね。

 

 

☆インスタ始めました☆

 

始めましたけど、さっぱりわかりません。

自分のハンドメイドの作品のギャラリーを作ろうと思い立ったんです。

ボチボチ時間がある時進めていきます。

今更ながら、「ああ、だから今使っているスマホの写真は正方形に近いのか」気づきました。

 

まだ、見て頂ける状態ではないのですが、アイコンをツイッターと同じものにしましたので、ブログも揃えました。

今までの、大事なレースの写真はまた他で活躍してもらおうと思います。

 

 

「ペットボトルで簡単ランタン」を試してみた

前記事の「ガブリエル・シャネル展」から、かなり振れ幅があって恐縮ですが、今日は前から気になっていた事を試してみたいと思います。

 

洋裁ではありません。

防災です。

 

www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp

2018年更新記事ですが、昨年Twitterで見かけて、試してみたいと思っていたのです。

検索すると、たくさんの人のペットボトルの形や容量別、中に入れる液体別にいろいろ実験を見る事ができます。

実際、使うような停電になって欲しくありませんが、いざという時慌てないように、私も一度セットしてみます。

 

懐中電灯の上にペットボトルを乗せるのは、懐中電灯を入れられて、かつペットボトルを安定した状態で支えられる容器が必要です。

不安定になりそうですね。

平らでそのままペットボトルが乗りそうなCOB LEDのタッチライトが100円ショップにあったので、それを使いたいと思います。

タッチライトはそのままでもかなり明るいです。

明かりが強すぎてライト周りはまぶしくて見えません。

左:ライト無しで真っ暗な状態/中:ライト周りの見え方/右:ライトだけの時の天井

 

まず最初に、未開封の常備している水2リットルをそのまま乗せます。

これが一番現実的です。

ベットボトル全体が光り輝きます。ライト周りも見えやすくなります。

なるほど、なるほど。これは良いですね。

天井の様子。

 

ついでにいろいろ試してみました。

 

☆ペットボトルの形、大きさを変えてみます。

好みになると思いますが、私は四角い物より、丸い方が光の見え方が良いと思いました。

左下の水平に並ぶ輪状のくぼみや、右下の首辺りの細かい刻みは、下からの光と相性が良く、和む光になります。

 

☆水の量を変えてみます。

 

上下とも左が1/2ぐらい。右は1/4ぐらい

 

☆反射するものを敷いてみます。

 


水が多くても、少なくても、反射するものを敷いていても、いなくても、感じる明るさに大差ありませんでした。

 

※ タッチライトは壁掛けにもできるので、クリップを変形して差し込み、紐を通しておきました。

簡単に壁掛け出来ますし、移動時は首に掛けたら両手が空きます。

 

☆ついでに懐中電灯にポリ袋をかぶせる、という情報も試してみたいと思います。

 

 

左:袋(小)/右:袋(大)

天井の様子

 

年々、あちらこちらで避難しなければいけないような自然災害が増えているような気がします。

いざという時に慌てないように、備蓄している食料、飲料の期限をチェックしたり、使い慣れないグッズは使い方の確認をしておいた方が良いでしょう。

 

最近、私は実際避難所に避難した方の経験談を読んだりしているのですが、それを参考に、簡易トイレを枚数買い足して、あと、チョコレート菓子の在庫を増やしました。

「いつも食べている好きなお菓子がある」というのは、気持ちが落ち着くようですよ。

 

(╹ڡ╹ )

 

心の安定のために、もっと備蓄しようかな…。

 

 

三菱一号館美術館「ガブリエル・シャネル展」

三菱一号館美術館で開催中の「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode」(会期2022年6月18日~9月25日)に行ってきました。

9月までなので、まだ後で良いかな、と思っていましたが、またコロナ患者が増え始めたり、予定がいろいろ入りそうなので、慌ててチケットを購入しました。

 

撮影は禁止。下の、美術館のシャネル展のページ、左下の「CHANEL.COM 展覧会特設ページ」から、短いですが、展示会場の映像を見る事が出来ます。

mimt.jp

 

チラシ

https://mimt.jp/gc2022/pdf/flyer.pdf

 

作品を次々見ていると、シャネルのブレないスタンスが見えてきます。

フレアやフリルの分量が思ったより少なくて細身。シンプルで機能的。

そして全然古く見えない。バランスの良い服はこうなんだな、とつくづく思いました。

この時代、革新的で、叩かれもしたでしょう。それに負けない強さも感じました。

 

香水、アクセサリー、パンプス。バッグや財布等、全てのアイテムにスピリットが活きています。

シャネルのこだわりに感心したり、秘話に「なるほど」と思ったり。

 

今回の展示会場では、記念写真を撮って頂けるコーナーがあるのですが(下の左写真)、昔見たの映画(後で出てきます)のパンフレットの中にも似たような写真があります(右)。

パリのシャネルのアトリエのガラス張りの螺旋階段をイメージしているようです。

 

「ああ、化粧ちゃんとしてくるんだった」

「笑ったほうが良かったか、笑わない方が良かったか」

「姿勢が悪い」

準備が無かったので、後悔ばかりの写真になりました(;^_^A

行って、撮ってもらおうと思っている方は、心の準備をして行ってください。

1人1人に3、4分はかかるので、タイミングによっては、少し待つかもしれません。

 

注意点として、

会場では、小さい展示室を順路に従って次々進んでいくのですが、全体的に暗くて、先があるのかと思ったらガラスだった、という箇所、次の部屋に行く通路はどこ?という部屋があって、眼の悪い私は途中から眼鏡をかけました。

それから、私はTシャツで大丈夫でしたが、見ているうちに、少し寒いな、と思いました。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

☆ シャネルにまつわる思い出 ☆

 

むか~し見た映画のパンフレット。

発行日は昭和58年10月21日…。

私のシャネルのイメージの根は、ここにあるような気がします。

ハンサムな女性。

 

洋裁の勉強を始めたころは、前衛的なスタイルでどんどん新しいデザイナーが出てきて、シャネルはブレード使いのツイードのスーツ等、ご年配向けのイメージ。

それが、カール・ラガーフェルドが担当、スーパーモデルのイネスが専属になった頃から若者にも人気に。

ココマークのイヤリング、カメリアのブローチ、2.55ハンドバックや財布、大流行。

偽物も多く出回りました。

 

両親に「成人式の振袖は従姉に借りて、その分で」とお願いしてパリ・ロンドンの研修旅行に行かせてもらいました。

母へのお土産は香水。小さい小さい「シャネルの5番」

お土産代ぐらいはバイト代ですよ。

亡くなった後、整理していたら、ほとんど使わない姿で出てきました。

 

ちょっと、恐ろしい感じにはなっていますが、処分できないんですよね。

 

働くようになっても、私はせいぜい口紅。

黒にゴールドのパッケージが良くて。(中身ではなく、入れ物かい…)

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

 

 

三菱一号館美術館は、周りはビル群ですが、前庭は緑豊か。ベンチもたくさん設置されていて、いこいの広場になっています。

今年は「上野リチ展」にも来ましたので2回目でした。

 

tom-oey.hatenablog.com

 

リチ展は良かったなぁ。

今回のシャネル展も、とても良かった。

余韻に浸りながら、一休みしてから美術館を後にしました。

 

 

いつものように、ポストカードを購入しました。

ポスターと一緒にファイルしておきます。