OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

バンクシー展・黄金町アートブックバザール

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バンクシー

 

横浜駅近くのアソビルで開催中のバンクシー展に行ってきました。

友人と5月に行く約束だったのですが、新コロナの影響で延期、

展示会も中断していました。

5月30日に再開。

お洋服の打ち合わせもしたい、との事でしたので、

予約を入れて行ってきました。

 

 新コロナ対策のため、入場時間指定(1時間の幅有り)の

完全予約制で当日会場でのチケット購入はできません。

詳しくはHPをご確認ください。

 

banksyexhibition.jp

 

順不同です。

 

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見た事あるぞ、というものが多かったのではないでしょうか。

たくさん写させていただいたのですが、これぐらいで(笑)

 

街に描いた風刺画は、

消されてしまう事も?

発見され、話題になり、保護した時点で

「そこに描いた意味」が失われるのではないでしょうか。

物理的な風化より早い。

 

展示会自体も、ご本人はどう思っているのか考えます。

そして、生ぬるいところに生活している人間は、

皮肉られているのもわからずに

「有名な、バンクシーの画だ💖」と

お金を払って、見に行って、賛辞を送ってしまうのです。

 

 

 

黄金町アートブックバザール

 

バンクシー展の後、「黄金町アートブックバザール」に行きました。

Twitterのフォロワーさんから教えていただいていた本屋さんで、

バンクシー展の会場から近いので、セットで行こうと思っていたのです。

 

とても素敵な本を手にいれる事ができ、お伝えしたいのですが、

来月から営業形態が変わってしまうということで、

店内整理中でした。

 

ちょっと探しただけで、ド真ん中ストライクの本が2冊見つかったのですよ。

そして中古とはいえ破格のお値段。

もっと早くに知っていたら。と思った本屋さんでした。

今後、どういうお店になるのか気になります。

 

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本2冊と植物の画を購入しました。


バンクシー展の会場から出た時に、「東京都、新コロナ感染者、本日200人超え」

を知りました。

 

また巣篭り生活かな。

 

ランチ、美味しかったし、

バンクシー面白かったし、

本屋さんもお互い気に入った本を手にいれてご機嫌。

それなのに、友人とは、「またしばらく会えなくなるけど、元気でね。」という

寂しいお別れになってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

マスクを下げるストラップ/ブログバトン(青)

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ブログに書き留めておくほどの製作じゃないからなぁ。

でも、まあ、使ってみて役に立っているから

「こんなのいかが?」の意味も込めてご紹介。

 

暑くなってきました。

梅雨に入って、蒸し暑い。

毎日の散歩、ずっとマスク着けているのが辛くなってきました。

 

周りに人がいない時は外しても良いかな。

という訳で、ストラップ付名札入れを利用して、

マスクを首から下げてみました。

 

毎日使っているのですが、なかなか便利。

いちいちバッグから出し入れしなくて済むし、

「ちょっと、外しているだけです。」アピールにもなる。

散歩だけで、お店に寄らない時は、

下げているだけで、1回もマスク着けずに

家に帰る時もあります。

 

 

 

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名札を100円ショップで購入。

多分どこのお店にもあると思うのですが、

ストラップ式も、数種類あるようなので、

「名札部分をクリップで留めるタイプ」です

 

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名札を外します。

ここにマスクを留めるだけなので、これだけで使えます。

 

 

ここからはオプションです。

 

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首から下げてみて、私には長かったので、

安全パーツ(強く引っ張ったら外れる)の所で

折って、両端をかがりました。

 

 

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刺繍したいので、ストラップをまとめるリング(四角いですが)パーツを

裏側でグルグルと縫い留める。

 

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クリップとストラップをまとめるパーツの間を

少し縫い留めると納まりが良いかと思います。 

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この状態で使っていたら、ストラップが結構裏返るので、

裏にも刺繍しました。

 

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以上です。

 

 

さて、ここからはブログバトンのお話です。

 

色々な方が書いていらっしゃるのをみて、

「へ~、こんなの、あるんだ~」と。

 

と、こ、ろ、が。

 

「青の」ブログバトンをモカリーナさん(id:mocharina09)さんから

渡されました。

 

www.mocharina.com

モカリーナさん、勝手に貼りました。ごめんなさい💦

 

ハンドメイドは製作だけで時間がかかるのに、

内容のしっかりしたブログを2つも運営して、

テニスして、旅行して、登山して、

食べに行って、食べに行っている(2回言いましたよ)

モカリーナさん。

人の倍、時間を使っていますね。

そんな、尊敬するモカリーナさんが、

覚えていて、バトンを回して下さった事に感激しています。

 

私はいろいろな操作が出来ないというか、やる気が無いので、

出来たらね、ぐらいに思っていましたが、

出来たみたいです。(これで良いかは分かっていない💦)

 

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会社辞めました。

昔やったハンドメイドまた、出来るようになりました。

ブログも始めたい。

それでいろいろ詳しい、実弟と次男坊に相談したら、

二人とも、判を押したように「日記代わりだったら良いんじゃないの?」

と言う。

じゃあ、その通り、作った作品を記録するだけって事で。

そんな姿勢で続けています。

 

最初の頃は、見てくださる方はほとんどいなかったし、

収益を上げている訳ではないので、それで良いと思っていました。

日記なんだし。

でも、現在、私には過ぎるぐらいの方にご訪問いただき

やっぱり、うれしい。

書くからには、見て頂いた方が、良いですよね。

皆様、ありがとうございます。

 

という訳で、

私はユノーさん(id:junoi)を紹介します。

 

verre-blanc-bonheur.hatenablog.com

 

コスチュームジュエリーアーティストさん。

お勉強熱心で、製作するアクセサリーも完成度が高い。

私は、もっとたくさんの方に知ってもらい、見てもらいたいと

思っています。

 

ユノーさん、勝手に紹介してごめんなさい。

小さいコミュニティーを好む方もいますので、

どうかなーと思いましたが。

紹介したかっただけなので、バトンは置いてしまっても、

次の方に回されても。

一応、貼っておきます。

 

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通勤用エコバック:マチ付き吾妻袋(畳み方有り)

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前回作ったコンパクトエコバッグの試作。

1週間ほど主人に使ってもらって改良点を聞きました。

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試作品

 

大きさは良かったけど

①生地がもう少ししっかりしている方が良い。

②マチをつけてほしい。

 

 

①まず、生地をかえて作ります。

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これに・・・

 

②マチを付けます。

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前回のマチのつけ方の解説写真。マチ部分を斜めに縫うだけ。

 

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30cm×30cmの袋にマチ(脇8cmと底8cmを繋いだ線)

 

 

 

※応用例

生地の1/3を別生地に切り替えてみます。

 

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前回の吾妻袋の作り方の説明写真。中に折り込んでいる端の1/3を別生地に。

 

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※畳み方

 

通勤鞄に入れるので、コンパクトにたたみたいです。

ここからは、たたみ方。わかりやすく、ツートンの物で説明します。

 

まず、裏返す。

 

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端の赤い矢印の所を持って

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今持っている所と、赤い矢印の端を一緒に持ちます。

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四角くなるのでそのままたためます。

 

 

また、マチ部分の裏側にボタンとゴムを付けると形を固定できます。

 

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袋の中を覗くと、なかにマチ部分が三角に浮いているのですが、

その、端処理をして生地が重なって厚くなっている所、

赤い矢印の辺りの裏にボタンとゴムを付けます。

 

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鞄にポイッ!

 

 

 

コンパクトエコバッグ試作/吾妻袋(作り方有り)

2020年7月1日、プラスチック製買い物袋が有料化スタートしました。

主婦(主夫)の間では、もうエコバッグは浸透していると思うのですが、

サラリーマンの方!

電車通勤の!

コンビニ寄った時の!

エコバッグ、持っていますか?

 

ますをさん(id:tureture30)が、少し前にエコバッグに触れておられ、

同じタイミングで、主人から同じような事を言われて考えました。

 

主婦の買い物だと、たくさん入るとか、保冷がきくとか、

魚や肉と温かい物は一緒にできないとか、そういう発想だと思うのですが、

 

とにかく荷物になるかさ張る物は嫌だ。

ちょっとしか買わないのに、とかいう話を聞いて、

ああ、なるほど、と。

たくさんエコバッグは持っているけど、

そういう視点の物は持っていませんでした。

 

 

吾妻袋はいかがでしょう?

 

試作品です。

作って見せたら、良いんじゃない?コンパクトだし、という事で

主人の通勤バッグに入れて、使ってもらって改良したいと思います。

 

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表と裏。

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クルクル丸めてゴムで留めます。

 

※作り方※

 

吾妻袋は簡単に作れます。

手ぬぐい、タオルなど、端の処理が必要ないものは脇を2本縫うだけで出来ます。

ミシンを使わない、手縫いの方も作りやすい袋です。

 

作り方を紹介しておきます。

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分かりやすいようにタオルで。

 

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三つ折りにします。

 

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折ってあるところの端を縫います。

 

 

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タオルを三つ折りに戻して、真ん中を除けて

一番上と一番下の脇を合わせて縫います。

 

 

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表にひっくり返すと、こんな感じ。

できあがりです。

 

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縫い代がひっくり返って嫌だな、という時は、V字に分かれている所で

縫い代を縫い留めておくと良いでしょう。

試作品は菱形に縫っています。

 

 

マチを付けるのも簡単です。

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脇から底のラインに斜めに縫う。

左右同じように縫います。

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こんな感じでマチが入ります。

 

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これはこれで、お肉とか魚とか、汗をかく商品に、

保冷剤をいれて使いたいと思います。

豊島園のあじさい園に行きました。

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豊島園は2020年8月31日に閉園します。

新コロナ影響で休園していましたが、再開しました。

 

自分が子供の時、

主人と遊びに来た事、

息子たちを連れて来た事、

たくさんの思い出がある遊園地です。

もう、アトラクションで遊ぶ事はないのですが、

ちょうど「あじさい園」が見頃だという事で、

お別れも兼ねて行ってきました。

 

 あじさい園は北側のエリアにあり、約150種類、

10.000株の紫陽花が咲くそうです。

沢山の紫陽花が競うように咲いていて、見事でした。

 

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初めて見る、素朴な山紫陽花も。
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有名な回転木馬、「カルーセル・エルドラド」はあじさい園のすぐ近くです。

 

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新コロナ対策の整備で、以前より稼働する間隔が長いので、

無人状態で写真を撮る時間がありました。

動き出すと、思ったより速く回っていたので、ちょっとびっくり。

「もっと優雅に、ゆっくり回っていなかった?」

 

機械遺産という事ですが、閉園後はどうなってしまうのでしょうか。

西武さんは他にも施設をたくさんお持ちなので、

どこかに移すのでしょうか。

 

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家族連れがたくさん。

自粛前の賑わいに近いのではないかと思われる混雑ぶりでした。

各アトラクション、待ち時間が長いので、そのせいで多く見えたのかもしれません。

紫陽花でも癒されましたが、

元気な子供達の歓声で、こちらまで心が復活したような気分でした。

 

www.toshimaen.co.jp

 

冒頭に書きましたが、今年8月31日閉園です。

プールのスケジュールの発表はまだのようです。

閉園後は、東京都が買収、防災機能を備えた公園に。

一部はワーナー・ブラザーズハリー・ポッター

テーマパークにする予定と聞いています。

旧国立競技場のポールによじ登った男。

最近父絡みの製作が続きました。

お題の「お父さん」で何人かの方が書いておられるのにつられて、

私も書いてみます。

 

現在の父は、田舎の自宅で一人暮らしをしています。

母は一昨年、亡くなりました。

家庭菜園や、たまに海釣り等して、平凡に穏やかに暮らしています。

 

元々口が重く、昔、快活で良く話す母の姉達からは「TOM父に話しかけても、

返事は明後日にくる」とよく言われました。

しゃべらない。どっしりとした雰囲気。

食事中、会話しようものなら「黙らんか!」と怒られるので、

私は、高校を卒業して家を出るまで、どれだけ父と話したのか・・・

 

そして最近、私の長男(父からは孫)には、いろいろよく話しているのが

わかりました。

「私、聞いてないよ」そんな話がポロポロ出てきます。

父は、ある競技で長年活躍したのですが、私は見に行った事も、直接話を聞いた事も

ありません。

ところが、孫とは、競技の正装までして、大きなトロフィーと一緒に

写真を撮ったりしています。

まあ、幅広くいろいろ話が有りますので、私の記憶と一緒に、バクっと時系列で

書き留めたいと思います。

 

※若い頃

 

生まれ育ちは田舎の田舎。一家の生活のために、早くから働いたそう。

現在、親が残した森林を持っていて、いろいろ面倒なので売却しようと

したようですが…

「命を繋いでくれた山だから」

苦労したんだよね。無理して処分しなくて良いよ。

弟よ、後はよろしく。

 

 

母との結婚が決まって。

「背広ではなく、いつもの自然な写真が欲しい」と母。

父は自衛官。迷彩服に銃を持った写真を。物騒な。

良く見ると、ヘルメットには草ではなく、花。

 

 

東京オリンピック

父は旗の担当だったらしい。

旧国立競技場の聖火台、背後に写る、立ち並ぶ万国旗は父たちが揚げたそうです。

ボーイスカウトと国旗の掲揚の練習をしている時、上げた旗が、ポールに絡まり

ロープを引いても降りてこなくなりました。

「仕方がない、登って解いてくるけど、降りてくるまでみんな声を出すなよ」

そう言って、父はポールを登って、絡まった旗を払って解きました。

風に乗って、パッと広がる旗。、

すると見ていた人たちから大歓声が。

すり鉢状の競技場に響いて、ポールの上にいる父は恐ろしい音になって下から響いてきます。

競技場+ポールの高さで、落ち着くまでしがみ付いているしかなかったと。

 

表彰式の国旗も担当していて、順番は勿論、表裏左右上下、間違いないようにセット。

直前に、逆転で国が変わったりすると、大変だったと。

知っていると良いですが、知らない国旗は尚更慌てますね。

 

父は、日の丸の赤い丸と五輪マークの立派なポスターを持っていますが、

随分猫にひっかれて、傷んでいます。

私は最近、初めてみました。猫には見せていたのですね。

 

 

※私の子供時代

 

朝、学校で友達が言う。

「昨晩、自転車の後ろから、バイクがずっと付いてきて、怖いけど

振り返ってみたら、TOM父だった。

ライトで前を照らしていてくれていたんだね。」

すると、他の子が、

「そうそう、持久走大会とか、具合悪くなって脇にしゃがみこんだ時、

最初に飛び出してきて、介抱してくれたよ。顔は恐いけどさ、優しいよね。」

え、皆、なんか、ごめんね。

そして、私には、恐くて、恐いです。

 

 

車庫から、棚から、バッグも自分で作ってしまう父。

母がコッソリ言う。

「棚とか欲しいと言うと、作っちゃうでしょう。たまにはね、お洒落な既製品

置きたいな、って思うのだけど…」

なるほど。

そして、作るけど、片づけない。散らかりっぱなし。

そこは、私にバッチリ遺伝していると思う。

 

 

※孫達(私の子供達)の夏休み

 

子供達が小さい時は、一緒に帰っていましたが、

ある程度大きくなったら、子供達だけで帰省させました。

小学校の夏休みの宿題は、父が「何にしようかな?」と。

いや、違う。それは良くないから。

 

ある年など、貝殻の採集をする(させる)という事で、

綺麗なケースを作って待ち構えていました。

「探しに行って、貝が無かったらいかんと思って、

前もって砂浜に埋めに行ったのだけど、流されて、無くなっていた。」

そう、それで良かったんだよ。

 

 

※母が倒れてから

 

父から電話。

「大した事はないのだけど、お母さんがちょっと血を吐いて、入院したから

一応言っておく。大したことはないから。」

おかしい。

前に母は交通事故で入院したのだけど、心配かけたくないと

誤魔化して知らせてくれませんでした。

そう話しているうちに、病院の担当のお医者様から電話。

「すぐに来てください。お父さん一人では無理です。

もう一度、吐血すると厳しいです。こちらに着く前に、そういう事も

有りますから、お伺いしますが、延命処置はどうしますか?・・・」

 絶句。

 

 

弟も帰ってきて、3人で24時間付き添いです。

父に、ゆっくり休んできてと帰宅させるのですが、3時間もすれば戻ってきます。

お父さんがそんなじゃ、私たちも休めないよ。お願い、寝て。

 

 

母の意識が戻って、一安心。

病室に、理学療法士さんが手足の動きをチェックに来た時。

「あ、お父さんは、お母さんが運ばれた時、バケツを下げてきた方ですね!」

はい、そうです。

気持ちが悪いと、母が吐いた時、食べた物かと思ったら

血だったので、とっさにバケツで受け止めて、

「これだけ吐きました」と持って行ったと言っていました。

 大きな病院ですが、有名人になっていたようです。

 

 

母は一命を取りとめましたが、後遺症が残り、車いすに。

田舎の家は、玄関が高い。

どうするのかな。

幅の広い分厚い板を滑り台のように立てかけて、その上を、

車椅子ごと一気に押して登る。

ええ~、そうしますか。

 

 

家の庭に、3mぐらいかな、長い棒が立てられました。

「これ、何するの?」

「釣ってきたアジ等、干すのに使う。あれだけ高いと蝿が来ないから。」

低くても、網をかけていれば大丈夫だと思うけど。

まあ、好きにして。

ちなみに、干したアジは、母が食べやすいよう骨を抜いていました。

 

 

そんな父も年をとり、母の面倒をみるのも大変になって来たので、

母は施設に入る事に。

毎日、食事の時間に世話をしに。洗濯物も。

スタッフさんが褒めてくれたけど、

お父さん自身も、寂しかったんだよね。

 

 

※最近

 

母は着物をたくさん残していて、管理が大変だと、その一部を送ってきました。

浴衣を半袖のシャツにしてくれと言うので、製作。

着物と一緒に、父が魚釣りでよく着ていたベストが入っていたので、

縫ったシャツと一緒に送り返しました。

 

シャツのお礼の電話。

「知り合いが店を閉めるので、付き合いでネックレスを買った。」

(お、縫製代かな?)

 

「嫁さんに。(私の長男のお嫁さん)」

(あ、ああ、なんだ、そうなの)

 

「それから、なんでチョッキ(ベスト)を送り返してきたか?

俺には小さくなったからお母さんに着せていた。

TOMに送ったのに。」

 

ええ~、お嫁さんにはネックレスで、シャツを縫った私には、

お父さんのお古のそれまたお古のベストですか!

 

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その後、もう1点、私の子供の時の着物と、母の羽織で掛軸風壁掛けを

作って送りました。


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そうしたら…

「居間の人形ケースが乗っているタンスを寝室に移動して、

タンスがあったところが、空いて寂しいなと思っていたところだった。

早速、そこに飾った。

で、元々寝室に合ったタンスを動かさないと、今から移動したタンスが

入らないから、少し動かして…」

 

お父さん、もういい、止めて、止めて~。

 

 

 

今週のお題「お父さん」

夏用マスク (2回目)

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夏用のマスク(2回目)です。

掛軸風壁掛けを父と弟に送る際、マスクも同封しました。

 

今現在、父、弟、そして私たちの住んでいる地域は感染の心配が、

少なくなっています。

今まで二枚重ねのマスクにしていましたが、暑い夏に向けて、

一枚で着けるものを作ります。

 

【父用】

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上の、青の横縞は、裏はダブルガーゼ(右写真)。

下の、薄ーい藤色は、なめらかな高密度のポリエステルで、表裏共布。

このまま1枚で使いますが、今まで通りの内マスクも一応作りました。

 

【弟用】

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右の写真は、派手な面綿プリントの方の裏、ダブルガーゼです。

 

ついでに【息子たち、主人用】

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派手なプリントは息子用。裏はダブルガーゼ。

主人は藤色ポリエステル。裏が共布の物とダブルガーゼの物2タイプ。

 

 

【女性】

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真ん中の物が男性用と同じ藤色ポリエステル。(裏:共布)

上下は綿のむら染めのようなプリントです。(裏:ダブルガーゼ)

 

お義母さんは、上2つ。紫色と、藤色。

長男のお嫁さんは下2つ。藤色とグリーン。

 

私は藤色ポリエステルと、息子たち用の赤の派手プリントです。

私のワードローブは白と黒が多いので、絶対赤のマスクは合うと思います。

単にプリントが気に入っているだけ、とも言います。