OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

母の浴衣で父のシャツを作る

浴衣リフォーム。

母の浴衣で父の半袖シャツを作ります。

 

まず浴衣を洗います。

洗剤でしっかり洗いました。

当たり前ですが、随分色が落ちます。

白いタオルを一緒に洗ったら、青くなっちゃいます。

注意事項です。

乾いたら、状態を見ながらアイロンがけ。

 

平行して製図に入ります。

サイズ見るのに、父はなぜベストを送ってきたのだろう(苦笑)

参考になりません。

太っているので、父にTシャツプレゼントする時には、

LLとかXLを選んでいました。

でも、近年は年を取って、少し縦横小さくなってもいます。

 

最初に、Lサイズの男性用シャツを参考に、製図をし、型紙を作って、

1m100円生地で形を作ってみます。

(1m100円生地は、形出しのためのシーチングより安価なので、代用しています)

 

男性用Lサイズ試着は私や相棒のキャサリンちゃん(ボディ)ではできないので、主人に着てもらいます。

父と主人はサイズ近いから都合良いです。

 

 

☆最初の形出し(写真撮り忘れ)

身幅約125cm、ヨーク、後ろ身頃2本タック

ハマカラー、半袖、裾スクエアで脇スリット入り

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☆試着感想

胸の辺りがきつい。

親父さん、鍛えていたから胸板厚いよ。もっと、大きい方が良いよ。

  ⇓

☆2回目形出し

身幅約132cm、ヨーク無し(これで後ろのタック無し&肩幅を約4cm外に出す)

ハマカラー、半袖、裾スクエアで脇スリット入り

 

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キャサリンちゃんでは、やっぱり分かりずらいですね。

でも、主人に作り直したものを着てもらったら、良かったので、型紙を作ります。

 

型紙が出来たら、浴衣に当てて、どこでどのパーツを裁断するか決めます。

浴衣の生地幅が狭いのと、柄が大きいので、袖や衿の柄の入れ方は注意です。

先に使うところを決めると、余計なところまで解かなくて良いので

時間短縮になります。

後中心の接ぎはミシンで縫われていたので、そのまま使いました。

芯地もカット。

 

ここまで来たら後は、普通のシャツの縫製と同じです。

 

 

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どうでしょうか。

 

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母の日に頂いたお花と一緒に記念撮影。

 

 

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「いいなぁ、コレ。ピッタリじゃん。」

試着してもらった主人、気に入ったようで、ノリノリでした。

これは、お父さんに送るんですよ。

 

少し生地が余ったので、何かおまけを作って使い切りたいと思います。