お正月のリビングに置いていた額飾りとリースを片づけました。
かわりに、春っぽいのを飾りたいです。
また、昔、婦人服の企画をしていた頃の、刺繍屋さんの刺繍の試し刺しをいろいろ見てみます。
これ、どうでしょう。
布端に、刺繍屋さんが試し部分縫いがありました。
下絵や糸の盛り方や、あまり使ったことのないテクニック等、私のイメージを出来るだけ再現しようと頑張ってくれた跡です。
当時は、どんどんこなさなければならない仕事の中で、「当たり前」と思っていた部分もあります。
今、あらためて手に取って見て、ほんと、感謝です。
色鉛筆で描いたようなグラデーションです。
花を邪魔しないように、少女漫画のバックのホワホワを入れたかったのですが。
簡単そうに見えるでしょう?
結構、ビーズの種類は使っているのですよ。
ビーズが勝ってしまうので、何回も刺し直しで、こんな感じに落ち着きました。
何もしなくても良いような気もしましたが、このシリーズは、ビーズ刺繍の練習、という事なので、お許しください。
それから、次はリースやバナーに代わるハートの小物を作りたいと思います。
補足【アイロンのかけ方】
刺繍物を洗濯した時、刺繍と刺繍の間の生地のシワシワが上手くアイロンかからない、接着芯が凹凸があって上手く貼れないということはありませんか?
今回の刺繍も、洗濯すると、花や茎にボリュームあるので、薄い白のブロード生地の部分がシワシワ、つったようになりました。
普通にアイロンをかけても、凹んだ生地部分にアイロンが届かずシワシワは解消されません。
そういう時は、下敷きにクッション性のあるものを使うと良いです。
今回、私は、古い薄い椅子クッションを使いました。
厚みがある所が沈み込んでアイロンをかけたい面が平らに近くなります。
接着芯を貼る時も、同じです。
勿論、完璧とはいきませんが、クッションの下敷きでかなり上手くいきます。
(上の茎の部分、洗濯後、芯を貼っていますが、余りシワは残っていません。)
アイロンの下敷きに使う物の素材にご注意ください。
素材によっては、傷んだり溶けたりします。
芯を貼る時は糊が付いてしまう事もご考慮ください。
私の使ったクッションは、使った部分が少し薄く硬くなってしまいました。
元々、使用目的が違うものを使うのですから、ご注意下さいね。