いよいよスカートCに入ります。
色は上の写真の方が現物に近いです。
下は白っぽく写っていますが、風合いは判ると思います。
ウールに見えますが、ポリエステル100%です。
「ウーリッシュフラノ」と書いてありました。
スカートAとBはご依頼者様の思っている形がわかりやすいタイトスカートでした。
Cはフレアースカートです。
フレアの入れ方、分量等、ご依頼者様の満足な形にするために、タイトスカートにはなかった前準備をします。
まず、形をつくってみます。
何時もはシーチングと言って、仮縫いやテスト用の生地があるのですが、日暮里で買ったシーチングより安い100円生地があるので、それを使います。
ご依頼者様がお好きなブランドをチェック。
フレアースカートの分量は、こんな感じかな~。
ウエストとスカート丈は指定があります。
軽くピン留めします。
出来たらピン留めを外して、前後スカート別々に広げて、形を製図用のハトロン紙に写してみます。
フリーハンドでピン留めしているので、曲がっている線は修正して真っ直ぐに。
前後中心線、ウエストラインやヒップラインを確認して無理はないか確認します。
製図が出来たら、チャコペーパー等でピン留めを外して広げた前後スカートに写します。
ここで慣れた人なら、半身ピン留めした物をチェックしてもらいますが、遠くにお住まいだし、慣れてもいません。
なので、1着仕上げてみてもらう事にしました。
右半身しかないので、左のパーツも、新たに製図から写して準備します。
手縫いではフレアの出方が良くないと思い、目を粗くしてミシンで縫って、ご依頼者様に、送りました。
ご依頼者様、試着後の修正については次回に。
※ 今回送った物 ※
①ダブルガーゼのトップス
②膨れ織タイトスカート
③フレアースカートの形を出したもの