最初に自分のギャザースカートを作りました。
ウエストゴムでギャザーを寄せています。
ウエストの分量が多いともたつくので、長方形ではなく、ウエストから裾に向かって広がった扇型のパターンにしたので、ギャザーフレアスカート、ですね。
ポイントは、裾両サイドが下がっているところです。
柄の雰囲気を活かせるんじゃないかと思いました。
両サイドにポケット付き。
裏地は、暑い時期も着やすいように、薄い綿で丈40cmぐらいにして付けています。
丈を短くしたのは、裾の透け感や軽さも出す狙いもあります。
両サイド、ハンガー掛けのループ付き。
前で蝶結びをする共布ベルトを作りたかったのですが、もう1枚お友達のスカート作りますので、その分をみてから残り分で何とかします。
このスカートをお友達に送って、スカートのデザインを決めてもらいます。
スリットの入ったロングストレートのでもいい感じになりそうですね。
さて、今回のスカート、裁断している時に、ハッとした事がありました。
上の写真は、布を真っ直ぐにして撮っています。
ちょっと判りにくいかもしれませんが、濃い縦棒が少し傾いています。
全体がそんな感じです。柄が一方方向を向いて描かれています。
このぐらいの差なら上下逆に取っても構わない柄です。
逆さまにしても同じ方向に倒れますから。
何回も失敗作を出して恥ずかしいのですが柄だけ見てください。
孔雀さんの立つ方向が一方方向です。
孔雀さんが逆さまにならないように、裁断する時に気を付けないといけない例です。
動物柄等たまに見かけます。
柄ではないのですが、ベルベットなどの毛並みのあるものも、一方断ちです。
逆毛で断つので注意です。
上の沖縄紅型風のプリントは扇や花が上下に向いているのでどちらを上にしても、前身頃と後ろ身頃を逆にしても大丈夫です。
両方向OKか、一方方向かは切る時に気を付ければ良いだけではなく、使う布の用尺も違ってきます。
今回は、スカート型紙の形が扇型だったので、上下逆に取れれば差し込んで少なく済みます。一方方向だと縦に並べるしかなくなります。
残りのスペースも違ってきます。
勢いで決めてはいけない、よく見て買いましょう。