OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

フラメンコスカート(3-③)4枚完成


f:id:tom-oey:20201112111821j:plain

 

長い説明になりました。

読んでくださった方、ありがとうございます。

今回でフラメンコスカート完成です。

 

前回は地縫いミシンとロック(端かがり)ミシンの調整のお話でした。

残りの処理を簡単に書き留めておきます。

f:id:tom-oey:20201112112032j:plain
f:id:tom-oey:20201112112106j:plain
f:id:tom-oey:20201112112131j:plain

 

写真左。脇ファスナーですが、付け位置も緩やかな曲線の為

コンシールファスナー(見頃付け合わせで付ける。

ドレスの後ろファスナー等に使われる)を使用。

本来は、周囲をミシン掛けしないのですが、用途上、

負荷がかかるので、補強のため掛けています。

 

写真中央。白い伸び止めテープが見えていますね。

これはダメです。ごめんなさい。

伸び止めテープはウエスト際にも貼っています。

縫い代はテープをたたいて処理しています。

スプリングホックの他に、

休憩時座った時等少し緩めたい場合、

使えるかなと思って、長い糸ループをつけました。

黒と紫のスカートには、逆にサイズを少し縮める短い糸ループも。

 

写真右。オーガンジーのスカートは、

着やすいように、ファスナー位置をわざと下に下げています。

 

※22cmコンシール。22cmで使用。

 

 

裾の処理。

f:id:tom-oey:20201112112000j:plain

 

何日かキャサリンちゃん(ボディ)に着てもらって、布目バイアスの裾が落ち着くのを待ちます。

 

f:id:tom-oey:20201112111909j:plain
f:id:tom-oey:20201112111924j:plain


スカート丈を後ろ中心で計り、その点を基準にして

床から同じ長さになるように、最終の裾のラインを決めます。

その位置から端かがりの幅を残して裁断。

端かがり(ロックミシン通常運転)の後、端かがりだけを

裏に倒すようにアイロンをかけ、地縫いミシンをかけて

端かがり部分を押えます。

 

紺のオーバースカートもしばらく吊るした後、

アンダースカートが隠れるように、軽く留めてラインを決めます。

赤のアンダースカートは、その逆。

オーバースカートより少し短くします。

裾は、前回記事の巻き始末です。

 

紺オーガンジーのオーバースカート

f:id:tom-oey:20201112112251j:plain
f:id:tom-oey:20201112112305j:plain
f:id:tom-oey:20201112112320j:plain


紫のアンダースカート

f:id:tom-oey:20201112112158j:plain
f:id:tom-oey:20201112112210j:plain
f:id:tom-oey:20201112112224j:plain

 

 

黒のオーバースカート

f:id:tom-oey:20201112112434j:plain
f:id:tom-oey:20201112112511j:plain
f:id:tom-oey:20201112112526j:plain

 

赤のアンダースカート

f:id:tom-oey:20201112112339j:plain
f:id:tom-oey:20201112112356j:plain
f:id:tom-oey:20201112112412j:plain

 

 

 ありがとうございました。

 

f:id:tom-oey:20201112121446j:plain