シャツの製図をします。
今回は、原型(M寸の原型、前もって引いていて良かった~)からゆとり分などを取りながら線を引き、それを形にしてキャサリンちゃんに着てもらい補正します。
前に作った前タックのプルオーバー型のシャツの時とは逆です。
今回のテーマは「前開き比翼仕立て」と袖口の「ケンボロ」です。
比翼仕立ては打ち合わせ部分、ボタン側が2重になっていて、ボタンが隠れる作りになります。(下、右の写真。手持ちのシャツです)
ケンボロはYシャツの袖口の仕立てですね。生地に切り込みを入れる作業はやり直しができないのでいつも緊張します。ケンボロは久しぶりなのでなおさらです。
バイアスで包む方法でも良いのですが、今回はこちらでやってみようと思います。
ここで、このブログの守備範囲から外れますが、昨晩気になるつぶやきを目にしたので・・・
「この時期、麦茶は保管の仕方が悪いと傷むから気を付けて」という話。
びっくりしたのは、それから「うちはこういう風にしていますが大丈夫でしょうか?」という質問や、本筋から外れた突込みがとても多かった事です。
ご本人は「みんな、気を付けようね」と言いたかっただけだと思うんですが。
実は、昔、子供が所属するスポーツチームでジャグの麦茶で集団で具合を悪くした事があるのです。
保護者会のまとめ役の1人でしたので、手分けして学校、保健所、関係ある各所に説明、謝罪、助言をいただきにいったり。
なにより具合が悪くなった子供達がかわいそうでした。
(飲んだ次の日の夕方に子供たちが、1日後に大人が計ったように症状が出ました)
「うちの作り方で大丈夫?」と素人に聞くのは責任転嫁ですよね。
「いいって、言ったじゃない」につながりませんか?
自分でしかるべきところから情報をとる事が大事だと思いました。
ちなみに私はその事件からずっと、麦茶は水出しはしません。
しばらく沸騰させたものを冷まして冷蔵庫に入れます。