OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

自分で価格を付けるのって難しい

子供が幼稚園に入る前、家事や子供の相手の隙間隙間に縫製の内職をやっていたことがあります。

簡単に縫えて納期がない(全部縫い上がったら次の物を持ってきていただく)分工賃が安い。

ウソかホントか、当時の話で20年ぐらい内職自体の賃金が変わっていないと。

内職は個々で雇用先とつながっているから、声を上げにくいのかな、と思いました。

「手が込んでいて、納期のあるものだったらもう少し良いんですよ。」

それはお受けできません。

安くて良いので簡単で納期のない物をまわしてください。

 

何人か知り合いが、知り合いの洋服を作る話を持ってきてくださいました。

嬉しいんですが困りもします。

「急いでいないからゆっくり作って。」ここまでは良い。

 

「安くしてあげてね。」

 

普段着、ってわけじゃない。改まった席に出るスーツだったりドレスだったり。

先に工賃表でも作っておけばよかったのでしょうが、知り合いと依頼人の関係が悪くなるような事はできないし、などと考えると材料費以外の部分をそうそういただけない。

 

「オリジナルで仮縫いまでしてもらって、このお代で良いの?

 あら~、助かる。また作ってね。」

 

パソコンも携帯も普及していない時代です。

やっぱり外に働きに出た方が、良いなぁ。

そんな時にタイミングよく声が掛かって、パートにしても外に働きに出るようになったのです。

遠かったのでその会社では長く勤められなかったのですが。

 

さて、今現在の話。

お友達からシャツの依頼がありました。

上記の話はご存じで、今回は先に工賃+材料費を決めさせていただこうと思います。

シャツはまずサンプルとして1枚作ります。

それを送って、着てもらって、ぴったりならそのままお引き取り。

お直し部分が有ったら修正してもう1枚作ります。

 

お直しがあった時の戻ってきたサンプルはいろいろ活用できますね。

 

こうやって作る過程をブログに記録したり、利用させていただくので、その点了解いただいて、そのかわり・・・

 

 

「お安く作らせていただきます。(;^ω^)