キャサリンちゃんにシーチングを留めつけながら形を作り、それを外して平にして、線を整えながら紙に写します。
原型を照らし合わせて無理のない形か、ゆとりは充分にとってあるかを確認、袖ぐりや脇線等他のパーツと縫い合わせる箇所の長さは同じかを図って修正、製図完成です。
それをさらに、透かして書き写し縫い代を付けてパターン(型紙)を作ります。
上の写真のシャツはそうやって作りました。
コードレーンでしっかりしているので縫いやすいです。
①台衿付き
②前タックのプルオーバー
を作ってみたかったのです。
前タックは苦戦しました。
頭が悪いので、展開図を勘違いしてしまいました。
重なり分を「×3」で良いのに(Zの形なので、上の身頃分、折り返しの部分、下の身頃分)なのに、なぜか「×4」で作図。
縫う段階で、どうもピン留めが出来ない。確認したらそう言うことでした。
もう一度、前身頃と見返しを作図し、裁断し直しました。ああ、勿体無い!
ボリュームのある袖が、シンプル過ぎて地味な楽チンシャツになるところを救ってくれています。
シュッとした襟元ですが、優しい感じにしてくれてもいます。