シンプルなTシャツはロックミシンだけで縫うことができます。
袖ぐりや脇は2本針4本糸のロックミシンは縫いながら余分な縫い代をカット&かがり縫いをしてくれるので一発で済みます。衿ぐりも始末の仕方によりますが、できます。
手間は布帛より伸びる素材なので縫いながら伸びないように試し縫いで調節するぐらいです。
ところが、袖口と裾のまつり縫いで苦戦してしまいました。
ブラインドステッチ。
専用の「押え」を装着。2本針の左側を外して使います。
説明書が付いているのですが、いろいろな外国語で書いてあって日本語もあるのですが、小さいし頭の悪い私には、どうも解りづらい。
折り曲げて縫う?
え? 裏? 表? 裾線はここ?
何回も折ったり伸ばしたりしながら試し縫いをします。
なんとか理屈を理解して裾を縫ってみます。
ところが、折山のほんの少し下を縫うところが、たまに外れてしまうのです。
押えのガイド板を調節するにですが、やっぱりダメ。
仕方がないので一周始末した上からミシンでステッチをかけ、更にもう一本飾り縫いのようにステッチをかけました。
袖口も同じように処理。
後はロックミシンを2本針に戻して衿ぐりの布を身頃と一緒にグルンと縫って終了。
はぁ、疲れました。
※左針の付け外しが面倒なので、肩線→脇線→裾・袖口処理→衿ぐりの順で縫いましたが、肩線→袖口処理した袖付け→脇線→(裾上げ→衿ぐり処理/衿ぐり処理→裾上げ)の紹介の方が多い感じです。