昨年、孫のチビ姫が生まれる前、新生児用スタイを作りました。
授乳時に首元に折り込んで使う、ひょうたん型のスタイでした。
彼女はもうすぐ生後半年になります。
いろいろ手にとっては口に入れ、デロデロにしています。
スタイは新生児用を卒業。
スナップやマジックテープで留める形のものを作ります。
離乳食はまだなので、授乳とよだれ拭き専門ですね。
【試作品】
色々なサイトを参考に、2つの形、試作品を作りました。
サイズが大きいような、小さいような…
検索しながら、1つ良い事を発見しました。
私は、洋服でも小物でも、「縫い代付きの型紙を作って裁断して縫う」のですが、
「型紙を写して、縫ってから裁断する」
なるほど!これだと縫いズレる心配がありません。
小さい物はこの方が楽に出来そう。
では、早速やってみましょう。
生地を2枚、中表で合わせて、型紙を写します。
左:表に返す返し口を残して、線の上を縫う。
右:縫い線の外側、縫い代分をとってカット。
返し口から表に返して形を整え、返し口を手縫いでかがって閉じる。
外側はミシンでステッチ。
首周りは手縫いで押さえています。
同じようにもう1タイプも。
まだ、持ち手が太いガラガラはまだ持てません。
小さい手でも握って、口に入れても大丈夫な輪っかも作りました。
輪っかは作り方があるのですが、
これはとても小さいので、外側だけミシンをかけ、綿を詰めながら、内側を手縫いしました。
※スナップの付け方※
凹んだ方がメス(下の写真、左側) 押し込む方がオス(右側)
どちらをどちらに付けるか、は絶対の決まりはありません。
動かさず、受ける方にメス、動かす方にオスが一般的だと思います。
(例:フラップ付きのポケット/ポケット側にメス、フラップにオス)
しかし、例外も多く、肌に直接つけるもの等の場合は、肌に向かっている面のほうに突起のないメスを使うケースが多いようです。
今回も例外の方で。
スタイの受ける方にオス、被せる方にメスを付けています。
※マジックテープ※
フサフサ柔らかい方がメス(下の写真、上)、チクチク固い方がオス(写真下)
スナップと同じ理由で、今回はスタイの受ける方に固いオス、被せる方に柔らかいメスを付けています。
目印
スタイは表も裏も同じ生地なので、スナップもマジックテープもメスが付いている方に刺繍やモチーフを目印に付けました。
モチーフは、色落ちすると困るので、事前に浸けてみます。
色落ちや極端な縮みがないのを確認してつけました。
【本製作】
試作でサイズOKと連絡がありましたので、変更なしで作ります。
全て、ダブルガーゼです。