同じ形で3種類作るシリーズ。3着目。
刺繍部分の紹介をさせてください。
今回は、声を大きくして伝えたいけれど、言えない理由があるので小声になります。
長くはないので、過去記事を読んでいただくと納得いただけるかと。
それで、今回の主役は、その「自分がいなくなった後、処分されてしまうのだったら、記念と今後の資料に」と持ってきたサンプルの中の一組。
写真、生地はオフホワイトですが、刺繍がみやすいように暗く加工しています。
写真左、矢印の所のテープが切れています。
写真右、矢印の所、テープが余って付いていたので補修につかいます。
図案のコピーもありました。
当時でも、図案を描いていると、企画のチーフが覗き込んで、「今時、図案は刺繍屋さんに依頼して、自分では描かなくなった。こんな細かいのを良く描いているね。」と言われたりしました。
(今回の図案は細かくありませんけど)
写真には写っていませんが、下に、このシャツを担当してくれたパタンナーさんの署名とサイズ明細がありました。
同期入社の子でした。
型紙の線と文字は彼女。
刺繍の線と文字は私。
合作です。
彼女だったんだぁ。懐かしいなぁ。元気かなぁ。(´;ω;`)
刺繍屋さんも、我儘な私の要求に良く応えてくださいました。
マシーンの種類をたくさんお持ちで、難しい事もよくやってくださいました。
感謝しかありません。
左右サンプルが揃っていて、用尺も足りるようなのでこれを使いたいと思います。
寝かしていてはもったいないですものね。
使えるものは使わないと。
格好良く作りたいな。