今年の目標のひとつ、「介護初任者研修」を受ける。
3月末から7月末まで、週1回のスクーリングで4か月、頑張りました。
無事終了する事ができました。
昨年、自治体主催の4日間の入門講座を受け、その後、訪問介護施設に登録して、ごく短時間ですが生活支援もしているので、なんとなくスムーズに受けられるのでは?なんて思っていました。
甘かった。
まず、前もって届いた教材に驚く。
テキスト5冊、その他。
ずっしり。えっ、こんなに?!
スクーリング、前半は座学。介護の基本的な考え方だったり、制度の事、認知症や障がいの事等など…。
後半は、実際の介護の方法を学びました。
回ごとに「お着換え」「食事」など、テーマがあって、午前中、テキストにそって解説を聞いて、午後、実際に講師のお手本を見ながら、受講生同士でやって動きを覚えました。
前半の座学だけの授業は、正直、睡魔との戦いタイムもあったりして、一日が長かったのですが、演習が入ってからは、あっという間に終わってしまった感じがします。
受講生各々、自分が習得するしかないのですから、皆が積極的にペアになり「介護する人役」「介護される人役」に。
「あれ?こうだっけ?」となると、講師先生や、モデル役先生に質問や、再演をお願いして、時には大笑いしながら、必要な声かけや動きを繰り返しました。
ラストの前週は実技チェックテスト、確認テスト。
最終週は、総まとめと修了試験。
スケジュール的には順調に行っていたのですよ。
それが、最期に来てバタバタ。綱渡りになりました。
まず、テストの前の週の授業、コロナ感染して受講できなくなりました。
全ての授業を受けなければ、テストを受けられません。
振替授業を受けるのに、1週間しか猶予がない!
祈るような気持ちで、事務所に他の教室で空きが無いか問い合わせました。
「○○教室の◎曜日クラスで、空きが1つありました。」
テストの2日前。
良いです、良いです、2日前でも。ああ…ありがとう。事務の方、神~。
そして、何とか実技、確認テストを乗り越え、いよいよ次週は修了試験!
と思ったら、今度は左肩が痛くなり始め。
「試験が終わったら病院に」なんて思っているうちに、夜も眠れないぐらい、傷みがひどくなって、腕の重みも辛い、動かせないぐらいになって。
試験の前日に整形外科に駆け込みました。(実際は痛くて走れませんよ)
石灰沈着性腱炎。
痛い肩に痛~い注射。 トホホ…。
次の日の試験は、まだ左肩は動かせない状態でしたが、何とか受けることができました。
これが、1週間前で、実技テストの時だったらアウトでしたね。
一緒に受講したクラスの皆さんとは、授業回毎に、演習を重ねながら、仲良くなりました。皆いっしょに、卒業したい。
実技テスト、一人一人名前を呼ばれると「行ってきます。」「頑張れ~。」
試験監督の先生が、最期、結果を一人づつ渡した後、「みんな、合格です!」
「わ~!!」パチパチ…って。
それも、とっても良かったです。
試験は、皆最初から気になっていて、
「こんなにたくさんの内容、全部覚えられない~。どうしよう~。」
「初任者というネーミングに騙された。全然『初任者』では無いよね。」
「今いる施設の先輩達が、初任者研修は真面目に聞いていればOKよ、って言っていたけどウソだ~」と口々に。
そうそう、そう思う~。
内容は、多い。
思ったのは、終わってみれば、講義や演習の仕方、テストや試験の内容は、「大事な事は何か、理解してほしい。」だったように思います。
そして、介護が必要な人に、丁寧で適切な手助けをするのは勿論ですが、介護する側も、腰など痛めないように、少ない力ですむように、気を配って教えていると感じました。
実技テストは緊張しすぎて、何がどうだったか、よく覚えていません。
終わった後、試験監督先生に「あなた、△△やっていなかったわよ。」。
え、そうでした?△△って、とても大事で何回も何回も練習して、家でもキャサリンを相手に練習した事。
ほんと、情けない。
最期に頑張った痕跡として、テキストに貼った付箋の写真を貼ります。
私だけじゃなく、みなさん、こんな感じでした。
貼っていないページの方が少ないかも(笑)
横の付箋は外さないと、本棚に立てられないので。
※受講したのはニチイ学館の介護職員初任者研修 週1で通学のコースです。
※幸い、コロナ感染しましたが、ごく軽症で治りました。味覚がおかしいのは長引きましたけれど。コーヒーが麦茶のような味に。それももう治りました。
※腱炎は、お薬継続中。動きはまだ悪いですが、痛みは無くなりました。