OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

「高田賢三 夢をかける」展

KENZO」の創設者、ファッションデザイナーの高田賢三さんの没後初の大規模個展。

西新宿の東京オペラシティのアートギャラリーで開催中。行ってきました。

 

高田賢三 夢をかける(2024.7.6~9.16)

東京オペラシティ京王新線初台駅東口から直結しています。

まず、建物が美しいですね。田舎者は写真を撮っちゃいます。

 

 

では、入場。

 

先ずは、年譜。

わぁ、「それいゆ」「ひまわり」だ。

 

 

普通に並んでいる・・・そして、すでにスタイルが確立されている・・・

 

ああ、1982-1983秋冬コレクションのドレス。

 

このショーは、実際に観に行きました。

ほんと、美しくて、感動して泣きながら観ました。

思い出のショー。

私にとっての「KENZO」の一番のドレス。

思いがけず再会できて。

こんな間近で。

また涙が出そうでした。

 

 

なかなかの柄の組み合わせ。

 

なかなかの色の組み合わせ。

 

 

しぼりやちぢみ、紬や浴衣地など、日本の生地も使われる。雑誌「ELLE」は「木綿の詩人」と称したそうです。

 

「宝石の女」衣装(宝塚歌劇団『パルファン・ド・パリ』より)

 

2004年アテネオリンピック日本選手団公式服装

 

 

『花柄は毎シーズンたくさん使っているが、花の形、配色はシーズンによっても変化する。平面的になったり、壁紙風になったり、アフリカ風になったり、日本のふとん柄になったり、カシミヤ風だったり・・・』

 

 

デザイン画。

デザイナーさんの中には、イメージでシュシュと描いていて、カタチにするスタッフさんは大変だろうな~と思う方もいるのですが、高田賢三さんのデザイン画は具体的で、すごくわかりやすい。

 

 

東京オペラシティを出た後、近いので文化服装学園博物館に行きました。

「世界のビーズ展」開催中です。

2024年7月19日~11月4日。

(開館日ご確認下さい。8月は休館日多いです。)

 

フライヤー表裏


前回観た「魔除け」に通じるものも有りました。

伝統の民族衣装から、オートクチュールドレス。

素材も、木の実、貝からプラスティック、ガラス、宝石まで。

 

 

博物館隣の文化学園大学のディスプレー。華やか、そして涼し気ですね。
大学、専門学校とも、高校生向けオープンキャンパスも始まっているようでした。購買部に寄らせてもらい、ちょっと雰囲気を感じながら。

若い方々、がんばれ!

 


久々のカラーと花柄が懐かしいKENZOワールドと、大好きなビーズの展覧会、ゆっくり見ることができて大満足でした。