OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

東京都現代美術館「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展覧会

東京都現代美術館に「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展覧会(2023年5月28日(日)まで)に行ってきました。

 

www.mot-art-museum.jp

www.mot-art-museum.jp

 

文字通り、夢のクチュリエ展。

私の下手な説明より、Twitter、Dior Japan(@DIORJP)の動画を見て頂いた方が良いですね。↓

 

 

この記事では、どうやって1つのスタイルを作っているのか、工程だったり、シルエット、刺繍などのテクニックが伺える写真を並べて見たいと思います。

撮った写真は約160枚。絞りに絞りました。(;^_^A

 

Diorが日本で初めて契約したのが鐘紡と大丸。ショーの準備から、様子まで、写真の展示と説明がありました。

 

テクニック。

☆着物の絞り。

☆チュールに刺繍。

 

ディオールの後を引き継いだ歴代のアーティスティック・ディレクターのブースがさかのぼるように配置されています。

もちろんトリは御本人のブース。

 

 

吹き抜けに配置された夜会用のドレス。圧巻の演出です。

 

白い服の部屋~、と思ったら…

全部トワル。

型紙を作るための形作りをしたもの。

 

恐縮ですが、私の製作工程で言うと、「形出しのサンプル」といっているものです。

最近のものでいうと、左の試作ですね。修正して完成したのが右のシャツブラウス。

 

 



コロラマ。

女性全身を「クリスチャン・ディオール」で着飾るという夢を表現。

虹…そして、夢...

 

キュッと締まったウエストから広がるスカートのラインがキュート。

床がミラーになっているので、ペチコートのボリュームがわかります。

それぞれ素材、分量や入れ方が違うんですよ。

繊細な刺繍も近くで見る事が出来ます。

 

左:ビーズ

右:上の写真では握端の横を向いたマヌカン。私は知らないのですが、セーラームーンのドレスのモデルだというtweetがありました。

 

この記事では省きましたが、バッグや香水など、トータルで展示されているので、かなりのボリューム、押し寄せるような演出で大変楽しめました。

どっぶり浸かった、という感じです。

予約は時間で区切られていますが、実際に入場する時に、時間が来たからといって、どんどん入れるのではなく、会場内の人数を把握して制限しているようでした。会場内はゆっくり見られました。

 

会場の東京都現代美術館とGINZASIX間でディオール展専用のシャトルバスがあります。

上の「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」を開いていただくと、下方にシャトルバスの情報があります。

当日、受付に行って申し込みになります。