東京都現代美術館に「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展覧会(2023年5月28日(日)まで)に行ってきました。
文字通り、夢のクチュリエ展。
私の下手な説明より、Twitter、Dior Japan(@DIORJP)の動画を見て頂いた方が良いですね。↓
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展がついに開幕!フロランス・ミュラーのキュレーション、重松象平の空間演出により、東京都現代美術館で2023年5月28日まで開催。クリスチャン・ディオールの先駆的なビジョンから始まった75年以上にわたる創造の情熱を称えます。#DiorDesignerOfDreams
— Dior Japan (@DIORJP) 2022年12月20日
この記事では、どうやって1つのスタイルを作っているのか、工程だったり、シルエット、刺繍などのテクニックが伺える写真を並べて見たいと思います。
撮った写真は約160枚。絞りに絞りました。(;^_^A
Diorが日本で初めて契約したのが鐘紡と大丸。ショーの準備から、様子まで、写真の展示と説明がありました。
テクニック。
☆着物の絞り。
☆チュールに刺繍。
ディオールの後を引き継いだ歴代のアーティスティック・ディレクターのブースがさかのぼるように配置されています。
もちろんトリは御本人のブース。
吹き抜けに配置された夜会用のドレス。圧巻の演出です。
白い服の部屋~、と思ったら…
全部トワル。
型紙を作るための形作りをしたもの。
恐縮ですが、私の製作工程で言うと、「形出しのサンプル」といっているものです。
最近のものでいうと、左の試作ですね。修正して完成したのが右のシャツブラウス。
コロラマ。
女性全身を「クリスチャン・ディオール」で着飾るという夢を表現。
虹…そして、夢...
キュッと締まったウエストから広がるスカートのラインがキュート。
床がミラーになっているので、ペチコートのボリュームがわかります。
それぞれ素材、分量や入れ方が違うんですよ。
繊細な刺繍も近くで見る事が出来ます。
左:ビーズ
右:上の写真では握端の横を向いたマヌカン。私は知らないのですが、セーラームーンのドレスのモデルだというtweetがありました。
この記事では省きましたが、バッグや香水など、トータルで展示されているので、かなりのボリューム、押し寄せるような演出で大変楽しめました。
どっぶり浸かった、という感じです。
予約は時間で区切られていますが、実際に入場する時に、時間が来たからといって、どんどん入れるのではなく、会場内の人数を把握して制限しているようでした。会場内はゆっくり見られました。
会場の東京都現代美術館とGINZASIX間でディオール展専用のシャトルバスがあります。
上の「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」を開いていただくと、下方にシャトルバスの情報があります。
当日、受付に行って申し込みになります。