今回はお出かけ記事なのですが、先に前回の後日談を。
思いがけず、junoiさん（id:junoi）から郵便物が届きました。
中には、私の刺繍針を刺したニードルケースと素敵なブローチが。
ニードルケースを試着サンプルと一緒に送ってしまっていたようです。
今回のシャツブラウスには関係ない刺繍針ケースがいつサンプルに紛れたのか…。
「無いなぁ」と探していたんですよ(;^_^A
私が送料をお返ししなければいけないのに、素敵なプレゼントまで付けてくださって。
ありがとうございます。大切に使います。
ユノーさんはコスチュームアクセサリーの作家さん。レンタルスペースでイベント、パーツの委託販売等もされています。
それでは今回のお出かけ。
11月中旬、山梨へ。有名どころばかりをつまみ食いしたような、ミーハーな旅でした。
今年は義母が米寿の歳なのですが、コロナ籠城が続いており、集まってお祝いするという事ができていませんでした。
主人も還暦の歳なので、お祝いがわりに三人で温泉でも行こうか？
行くかなぁ？いろいろ提案しても断られたしなぁ。
主人が話をすると、案の定渋っていたそうですが、「この先、続けて休みが取れるかわからない。今回行かなかったら、もう誘えないかも」と言ったら「え…行きたい。三人だったら、大丈夫だよね」と。
ああ、コロナ対策で「大人数はダメ」とメディアで散々言っているからね。
という訳で、義母、主人、私の三人、二泊三日のお達者旅行です。
義母が安心するように、不織布マスク、除菌スプレー、除菌シート、充分な量準備しました。
☆一日目☆
義母は高齢の上に、買い物と通院以外は家から出ない生活を続けているので、体力が心配。
あまり予定を入れないで、宿泊所でのんびりすれば良いよね、ぐらいの気持ちで行きます。
お昼前に主人が義母を迎えに行き、家でお昼を食べてから、ゆっくり出発。
高速道路も空いていて予定より早く山梨県石和温泉の宿泊所に到着。
一休みして、夕食まで時間があるので「甲府盆地の夜景」を見に行く事に。
【八代ふるさと公園】
到着時はもう暗くなって公園自体はどうなっているのかよく見えなかったのですが、夜景はとても綺麗でした。
夕食時、義母と主人に私や息子達からのメッセージカードや手紙を渡しました。
「米寿、おめでとうございます」「還暦、おめでとうございます」
☆二日目☆
【ほったらかし温泉】
アニメに登場したり、テレビで話題になったりで、ご存じの方、行った事がある方も多いと思います。
朝食後、ゆるゆると準備をして出発。
露天風呂は撮影出来ないので、道中で風景等、写真に収めました。
「こっちの湯」と「あっちの湯」があって、「こっちの湯」はまだオープンしていなかったので、「あっちの湯」に入りました。
露天風呂は運よく晴れていて富士山も良く見えました。
ぬるめのお湯なので、雄大な景色を眺めながらゆっくりできます。
はぁ～、良いお湯～。
ほとんど貸し切り状態で、足を投げだして伸び伸びと～。
出たら、ちょうど「こっちの湯」もオープンの時間でした。
駐車場に、どんどん車が入ってきました。
【笛吹川フルーツ公園】
宿泊所からほったらかし温泉に向かう途中にありました。
「帰り、お昼ごはんはここにしようね」と決めていました。
周辺の畑でも見かけましたが、ここにも白い袋が付いた果樹がたくさん。
何だろう？と見ると、中は空。収穫後、袋をそのままにしているだけでした。
葉は柿でも林檎でもない…調べたら「桃」。桃かぁ！
桃や葡萄等の時期は大賑わいなのでしょう。
私たちにとっては、閑散期で良かった、というところです。
それでもレストランは、私たちが食事を済ませた頃から混み始めていました。
（食事というか、義母と私は葡萄満載のパフェを食べました）
食後は紅葉を眺めながら、義母の歩調に合わせゆっくり散策。
【甲州天然石工房 彩石の蔵】
宿泊先の近くにあり、義母も元気だし時間もあるので…ぐらいの気持ちで寄ったのですが、車を降りた途端、義母が「ここはテレビで見た事がある！この辺りは宝石も有名なの！」と興奮気味に。そして、大きな武田信玄像に走るように寄り「戦国武将で武田信玄が一番好きなの」と写真を撮り始めました。
ああ良かったなと思ったと同時に「そうか、信玄が好きだったのか。この歳になるまで知らなかったよ」という主人の顔が面白かったです。
信玄に限らず、この旅で「この歳で初めて知った」母の好みがたくさんあって「面目ない」と主人。
でも、親の好みって、知らない部分も多いのでは。特に私たちの親の年代は「自分は我慢してでも子に」という子育てをしていましたから。
☆三日目☆
帰りの高速道路に向かう途中、浅間神社と桔梗信玄餅工場に寄りました。
【浅間神社】
↑ 拝殿で手を合わせた後、さらに進むと、ちょっと不思議な、人形（ヒトガタ）をくり抜いたような「祓門」が ↓
その門をくぐると…
「十二支石像」が並んでいます。
当然自分の干支、それから家族の干支を拝む事になりますね。ご利益があるそうです。
その後「成就石」（写真、下の右）で拝むと願いが叶うとか。
【桔梗信玄餅工場】
最期、身内へのお土産を調達。
テーマパークになっていて、工場見学やお菓子の詰め放題、アウトレット商品の販売など人気のようです。
この旅で一番の人出の多い場所でした。
帰り、高速道路からも、しばらく青空に映える山の紅葉を眺めることができました。
今回、宿泊所のHPから、直接予約入れたのですが、その際「全国旅行支援」の枠はいっぱいになりました、と記載がありました。「枠があるのね、まあ、支援無くても」と思っていましたが、2、3日して「支援使えますので、身分証明書とコロナワクチン接種を証明できるものを持ってきてください」と連絡がありました。
宿泊のみなので、1人1泊5,000円、（5,000円×3人)×2日＝30,000円
また、山梨県の地域クーポンが1人3,000円で (3000×3)×2＝18,000円
随分助かりました。
私達ののんびり旅だと地域クーポンで昼食やお土産など、ほどんど賄えました。
ニュースを見ると、激混みで、それこそコロナ感染が心配になるような観光地もあるようですが、場所と動く時間帯を考えれば、安心な旅がお得にできるチャンスだと思います。
スマホ撮りですが、写真はまたミニフォトブックに納めて、義母、手紙を書いてくれた息子達に配りました。
楽しい旅になって良かったですね。
義母は手元に置いて、よく見返してくれているようです。
また、お互いに元気で楽しめるうちに、一緒に旅行しましょうね。
コロナがおさまって、皆と行けるようになると良いですね。
