OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

府中市美術館「ART&CRAFTS AND DESIGN」

府中市美術館の展覧会「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」

昔アパレル会社で、ウィリアム・モリスのプリント柄にはお世話になりました。

「いちご泥棒」「格子垣」柄の名前を聞いたことはありませんか?

生地屋さんにはコーナーを作っているところも多いです。

今の私にとっては守備範囲ではないので素通りですが。

 

懐かしいなぁ。ゆっくり見てこようかな。

府中市美術館は府中の森公園内にあります。

 

www.tokyo-park.or.jp

www.city.fuchu.tokyo.jp

展示会場内は撮影禁止。ロビー内、会場前のオブジェだけ撮りました。

 

 

アーツ・アンド・クラフツ?

アーツ・アンド・クラフツ運動とは

産業革命後のイギリス、大量生産が出来るようになり、いろいろな物が安価て手に入るようになった反面、粗悪品も多くでまわるようになり。

ウィリアム・モリスが中心になって、もっと心地よい生活を目指して、手仕事を取り入れた、上質な物を作ろうという運動。

※私の解釈で。言葉が少なかったりしてたらごめんなさい

 

そう思えば、飾られたオブジェからも窓の外の花に彩られた風景が見えるようです。

「格子垣」はモリスが新婚時に建てた、レッドハウスに、実際にバラが絡んだ格子垣があったとも言われています。ヒントになったのかもしれませんね。

運動の詳しい活動や、ウィリアム・モリスに賛同、運動に参加した人たちにも触れ、発展展開を追う内容になっています。

リバティ商会やティファニー、建築家フランク・ロイド・ライトも登場しますよ。

 

私は今までプリント柄としてしか見ていなかったので、そのような社会的な背景など考えもしなかったし、職人気質の思想や運動から生み出されてきたテキスタイルなのだと初めて知りました。

ウィリアム・モリスのプリント柄を、あらためて見返す、見直す機会になりました。

 

好きなスタンプを押してオリジナルの栞を作るコーナーもあります。

また、ダウンロードして、「いちご泥棒」の紙工作、「手作りブックカバー」も制作出来ます。↓

fam-exhibition.com

 

展示会を観終わって、美術館を出ると、気持ちの良い公園。

テニスコート、小野球場、サッカー・ホッケー場があり

広場も「大きな広場」「遊具のある広場」「水辺の広場(じゃぶじゃぶ池)」があり、たくさんの家族連れで賑わっていました。

 

日本庭園もありますよ~。

気持ち良く散策しました。

良い美術館、良い公園。いかがですか?

 

「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」は2022年12月4日(日)までです。

(休館日、開館時間をご確認の上、お出かけください)