OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

ペットボトルホルダー(布小物3-③)

エイのワンピースの生地が届くまでの小物づくり。

「ペットボトルカバー」です。

 

1.とりあえず作ってみた。

 

まず最初に、ネットで検索して、良いかな、と思ったものを書いてある通りに作ってみます。

参考にしたのはこちら ↓

book.nunocoto.com

 

出来たホルダー。

内側はアルミシート。

アルミシート縫いにくいので、参考記事では全面薄紙で包んで縫っていましたが、私は帯状にして、上下挟んでミシンの通る道に当てました。

進みが悪いので、普通の縫い目より広い縫い目で。少し押すようにして進めます。

(下の写真。同じ幅広の設定でも、右の普通生地より、左のアルミの縫い目の方が小さくなっています。)

縫い終わったら、縫い目を押さえて引っ張られないように保護しながら、ゆっくり薄紙をはがします。

 

 

書いてある通りに仕立てると、0.5mmほどアルミがみえます。(写真丸印)

紐の入れ口を広げないと見えません。

 

作った物は500ml用でした。

 

※ 変更したい点 ※

①600mlぐらいのものにしたい。

②飲み口まですっぽり入るものにしたい。

③紐を通せば下げられるタブを付けたい。

 

2.変更して希望の形を作ってみる

 

 

よーし、出来た!と思ったら、最後の最後で失敗。

アルミの上端を折って布地に縫い付けていたら、所々割れてしまいました。

アルミの上端はバイアステープで包んで、それからまつりつけるようにしましょう。

上部の覆い布の紐の通し口の開き幅も変更しました。

 

 

3.やっと思っている形ができました。

 

工程表

本体にタブを仮留めしておくと縫いやすいです。

 

本体上部の覆い布。真ん中に紐の通り口を作って、半分に折ります。

 

 

同じようにアルミを縫い、切り口はバイアステープ(今回は、手持ちの市販のもの。勿論、自分で作っても構いません)で包む。

 


アルミの中に中を裏同士にして重ねます。

形を整えて、表とアルミの底の納まりを確認したら、アルミのバイアステープの上端を表にまつりつけました。

 

表に返します。

ストッパーは作った3つとも、着古して処分したパーカーから取って置いたものです。

 

完成

 

 

※補足※

使ったアルミシート、100円ショップで調達したのですが、作りながら「カサカサして、ちょっと安っぽいな」と思いました。

100均だから、仕方ないかな~。

ところが、後日、購入したお店とは違う100円ショップで厚めのシートを発見。

 

薄い方:品名 レジャーシート 120×120 
厚い方:品名 保温シート 120×90 (耐熱60度)

 

ああ、あったのね~。

次、厚い方を使ってみます。

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

仲良くさせていただいているブログ仲間の、junoiさん(id:junoi)が、お迎えして下さったブラウスについて、記事を書いてくださっています。

私はご依頼品を、ご希望を聞きながら作るケースが多いのですが、たま~に、ネットショップのものも動きます。

今回のブラウスは事情があってネットに出していなかったものの、自分のデザインで、こだわりをもって作ったものなので、お問合せ頂いた時は、泣いちゃうぐらい嬉しかったです。

 

先日の水戸でのイベントの写真がきっかけだったのですが、自分では撮り忘れて、一緒に参加した作家さんにお借りした写真だったし、そのブラウスがハンガーラックの一番前に掛かっていなければ写っていなかった。よくつながったなぁ、と思います。

そしてjunoiさんは、サイズピッタリ、と仰る。着画、とても恰好良いです。

着る人の所に行ったんだ、と思っています。

作り手として、こんな幸せな事はありません。

junoiさん、ありがとうございます。

 

verre-blanc-bonheur.hatenablog.com

 

大変な事が多いこの頃ですが、こういう嬉しい事もあるから頑張れます。

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞