OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

お世話して思った事(ばぁば奮闘記/心の傷口編)

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前回は、サラリと「大変でした~」と言いましたが、いろいろ考えさせられた事がありましたので主なものを書きたいと思います。

下手くそ文章でまとまりが無くて申し訳ないです。

 

☆産後のお手伝いは絶対必要☆

 

退院後、我が家に来てもらった第一の目的は、産後のお嫁さんのフォローです。

嫁ぎ先では気が休まらないかも。

でも家事を受け持つだけでも身体は休んでもらえるでしょう。

私自身の2回のお産は約30年も昔だし、「超」が付く軽いものだったので、参考にならないのです。

ちょうど、こたつ主さん (id:okotanushi)がコロナ禍、冬季の出産を書かれていて、読みながら心の準備をしました。

 

こたつ主さんブログ ↓

www.kotatsu-mushi.com

 

※対象記事は カテゴリー「忘れたくないこと」コロナ禍の妊娠出産①~⑤

 

 

お嫁さんは病院からこちらに来た時、まだ歩くのもきつそうでしたし、足の浮腫みにビックリしました。

お産はこんなにダメージがあるんだ、と改めて思ったのです。

この状態で、約3時間おきの授乳がはじまるのです。

お洗濯は、今は紙おむつ主流になって、オシメが無くなった分楽になりましたが、それでも多い。

バスタオルやマット、シーツなど大き目な物がドンドン洗濯機へ。

退院後、手伝いをもらえないで、一人で頑張るママもいますよね。

いや、無理無理。

休養と栄養が必要な時に、休めない、ゆっくり食べられない、では、いつか心身を悪くします。

周りの方は、1週間でも2週間でもお手伝いをしてあげて欲しいし、本人も「大丈夫、自分で出来ます」なんて言わないで、頼ってもらいたい。そう思いました。

 

 

☆早急に決めつけていたかも?☆

 

チビ姫さんは、母乳もミルクも上手く飲めませんでした。

頑張っている割には飲めていない。疲れて寝てしまう。そして、時間がたたないうちにお腹が空いて泣く、の繰り返しでした。

産院のアフターケアで来てくださった助産婦さんに様子をみていただいたところ、少し舌が短いので上手く吸えていないのが分かりました。

母乳は保護器を使って高さを出し飲みやすくする。

哺乳瓶の飲み口を、いろいろ試して姫が飲みやすいタイプを探す。

そうやって、母乳もミルクも飲めるようになって、夜も長く寝てくれるようになりました。

お嫁さんは母乳を飲めなくて泣く間も、根気強く、姫に声を掛けながら何とか飲んでもらいたいと頑張っていました。

あきらめないで偉かった。

昔は、「ウチの子は母乳だけ。ミルク飲まないのよ」「母乳飲まなかった。出なかったしね」とか、見極めが早かったような気がします。もしかしたら、努力が足りなかったのかもしれないですね。

お嫁さんの話では、ミルクの種類も、赤ちゃんの体質に合う合わないがあったり、味の好き嫌いもあるのだとか。

ええっ?と思いましたが、赤ちゃんも大人と同じ、という事なんでしょうね。

 

チビ姫さんは心配したのが分かるのか、「こんなに長く伸びたのよ」と大きく口を開けてベロベロ舌を見せてくれるようになりました。

保護器を使わずに、直に母乳を飲めるようになっています。

 

 

☆辛い思い出☆

 

お嫁さんと赤ちゃんが我が家に滞在した約1か月間。

それは、私自身が出産した頃の辛い思い出と向き合う期間にもなりました。

 

「お宮参りはどうするの?」そんな話は当然出ます。

「〇〇さん(長男)の時はどうしたんですか?」当然聞かれます。

 

長男の、お宮参りの両家祖父母も入った記念写真を見て、お嫁さんは

「お義母さん(私の事)、随分疲れた顔をしていますね。」

そう。当時、心が沈み切っていました。

 

ウェディングドレスを作った残りのシルクで赤ちゃんのドレスとケープを作った事が原因だと思われますが、義父に、産後の手伝いに来てくれていた母共々呼び出され、きつく叱られました

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ドレスはシミがひどいです。ごめんなさい。ケープはシルクとレースの二重仕立てです。

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母は、ずっと泣いていましたが、お宮参りに合わせて後から来る父に悟られないように、と言って、我慢していました。

記念写真には、キリッとした微笑みの母がいます。

娘のため、孫のため。立派です。

それに比べて、私の死んだような目…。

 

心を保つため、記憶を排除するのか、お宮参りの思い出はあいまいで、スナップ写真をみて、3神社、日を変えてお宮参りに行っていた事を覚えていないのに、ビックリしました。

 

長男には本当に申し訳ないのですが、触れてこなかった部分なので、ここで強制的に見返して、母の周りや先々を配慮しての強さや、

義父は「近くに住んでいるのに、なんで遠い実家の親に世話を頼むんだ」という不満もたあったのかな、と思ったりしました。

 

そんな事を考えながら、「自分たちのやりたいように。寒い時期だから赤ちゃんに負担にならないようにだけ気を付けて。決まったら教えてね」私はそう二人に言いました。

 

 

☆フォトブックを作りました☆

しまうまプリントさんに頼んでフォトブックを作りました。

結婚式の時にスマホで撮った写真で作ったのが好評だったので、同じタイプで。

 

フォトブックは、たまごさん(id:nanakama)に教えてもらいました。

nanakama.hatenablog.com

 

コロナ禍で病院にお見舞いに行けなかったお嫁さんのお父様やご兄弟分も。

私に技術がないのと、父や義母が見やすいようにシンプルな構成ですが。

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最期にフォトブックの最後のページを。

ちょっと字が大きかったです。失敗(笑)

 

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