(左が失敗。変更前 → 右が変更後)
お薬手帳入れの製作について、
1回目は表のキルト製作。
2回目は製作工程でした。
今回は、最初に考えていた作り方では上手くいかず、
作り方を変えた、という「失敗」部分の記録です。
まず、表部分をキルトと縁取る布を縫い合わせて作ります。
両脇布、上下布、背の部分を縫い合わせます。
ここからが失敗です。
キルトの周りにステッチをかけて表布の完成、
内側のポケットをつけた布と中表に合わせ
返し口を残して周りを縫います。
片面サイズより一回り小さくカットしたフィルムを2枚準備、
返し口から左右に入れ込む。
フィルムが動かないように、真ん中に1本と
周りにステッチをかけて完成!
のはずでした。
ガッカリ点
☆仕上がりが薄っぺらくて安っぽい。
☆背のステッチが見苦しい(同色にしたとしても)。
☆何も留めがない二つ折なので、
安定感が無く、特にカードを入れると落ちる。
☆表から、内側のカード入れ、
手帳入れポケットの淵が
見えるのですが、濃い色だと目立って美しくない。
変更点
☆フィルムの芯をやめてキルト芯にする。
☆スナップボタンかマジックテープをつける。
☆カード入れと手帳入れポケットは表の縁取り布と同じにする。
3点変更する事によって、工程も変わります。
手持ちのキルト芯とマジックテープを準備しました。
(上記のやり直したものは、私の物で、スナップボタンをつけました。
父と叔母は70歳代、80歳代なので、扱いやすいマジックテープに)
(左)縁取る布をキルトと縫い合わせたら、
(中央)下絵の紙をはがして
(右)キルト芯を仮留め。
(左)表からキルトの刺繍をして、周りにステッチをかける。
(右)カード入れと手帳ポケットを表と同じ生地にする。
表と内側を縫い合わせて返したら、
手縫いで縫い閉じます。
周りにステッチや、背のステッチは無しです。
鞄に入れる物なので、出来るだけ薄く、
扱いやすくと思ったのですが、
作って、試してみないと分からないものですね。
すんなり作ったような顔をして、
バレンタインのチョコレートを添えて
(食生活の見直しとの事で、例年より小さな箱で)
父や叔母には送りました。