OEY ***モノつくり再開***

制作の過程、思った事、作品を記録します。

黒糸分続きとアイロンの話

昨日の続き。

巾着袋になる長方形の布。長い端にロックミシンをかけた状態です。

 

半分に折って袋にするので、まずロックをかけていない短い辺(袋の開け口になる紐を通すところ)両サイドをアイロンをかけて3つ折にします。

 

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★10mmに折った後20mmに折る3つ折りなので、私は厚紙で9mmと18mmを作って、当ててアイロンかけます。

紙を抜いて、もう一度押えます。

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それから2折りにして底になる所をしっかりアイロンかけます。

この状態でサイドを開きどまりまで縫う

サイドの開きどまりより上のスリット部分の縫い代をステッチかけて縫い止める。

(この時、★で3つ折にした部分をいったん伸ばしてステッチをかけるのですが、ステッチをかけてから折るよりも、先にかけていた方が、折りやすいと思います。)

紐を通す部分の3つ折を縫う。

仕上げアイロンをかけて紐を通す。

完成。

 

 

ポケットティッシュカバーと巾着袋、黒糸分できたので、白糸にかけ替えて白糸分ぬいます。

続きは次回。

 

 

ここでちょっと、私のちょっとだけこだわったアイロンの話。

私は、家電量販店で購入した、一番安い部類のスチームアイロンを使っています。

 

スチームアイロンですが、スチームを使っていません。

アイロン機能のみ使っています。

スチームの代わりに霧吹きを使っています。

 

アイロンをかけるとは、簡単に言うと、繊維の癖(シワ)を水分で緩めて熱で整える事です。

アイロンをかけるポイントは「水分を残さない」

スーツのズボン、ピシッとはいった折り目も雨でフニャフニャに。でもアイロンをかけるとまたピシッとなりますね。

 

底を見ると、スチームアイロンの蒸気の穴は前の方にあります。

前の方で蒸気を出して、後ろの方で蒸発させる仕組みです。

蒸気を出したところは、必ず後ろの部分で押さえなければ意味がないことになります。

直進あるのみ。

 

ということは、曲がれない。

例えば、直角に曲がると、蒸気は当たったけど押えが不十分なところが。

 

なので、私はスチーム機能は使わず、霧吹きを使ってます。

霧吹きはリセッシュの空ボトル(笑)

「水」と大きく書いてあります。本物と間違えるといけないので。

いろいろ試しましたが、ムラなく細かい霧が広範囲出ます。

近づけたり遠ざけたり、ちょっとかけたり、たくさんかけたり、自由自在。

 

それから、かける物にもよりますが、最近のように雨が続いてパリッと乾かないような天気の時は、霧を吹かないでも充分伸びてくれます。

 

 

以上、縫うことが専門の方が見たら失笑されそうな今日の内容でした。